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№67(side:京子)健やかなるときも、病めるときも

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「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、
富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、
これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか」

「誓います」

「誓います」

「神の御名によって、ここに二人を夫婦と認めます。神の祝福あれ。」

 牧師さまの優しい声に 丁寧に頭を下げる。

 赤いじゅうたんの上を しずしずと退場する。

愛の矢


 教会の外では
 クー・ヒズリご夫妻と不破家のご両親が そろって待ち受けてくれていた。

「まぁまぁまぁ キョーコちゃん!きれいやわぁ。」

「奏音ちゃんもすっごく愛らしかったけど!本当に神々しいくらい麗しいわ!」

「いやー!ホントに…!これが 俺の娘かと思うと なんとも うれしいやら恥ずかしいやら。」

「うんうん!やっぱり すばらしい!この世のものならぬ美しさとはこのことだ!」

 うぅうぅうぅう

 思わず ほほに血が上る。

「い、いえ、そ、そんな…。」

「本当にきれいだ、キョーコ…。」

 ぐいっと ショーに抱き寄せられる。

「天にも昇る心地だ、本当に。」

「…ショー…」

 その
 うれしそうで 幸せそうな笑顔に 何もいえなくなる。

「ささ!記念写真や!」

「ビデオだ、ビデオ!」

 お義父さん お義母さん

 どうして
 そこまで 浮かれてらっしゃるんですか!

「そやけど ほんま 水臭いわぁ キョーコちゃん!」

「教会式で やりたかったんなら そう言ってくれたら よかったのになぁ。」

 うううぅうう

 しくじった!

 昼間の奏音の結婚式

 ショーとのあの会話 聞かれてたなんて!
 
 不破家だけじゃ たぶんどうしようもなかったんだろうけど
 そこにクー先生&奥様の権力と知名度と人望と人気が重なってしまうと

 できてしまうのよね!

 その夜のうちに
 シャルトル大聖堂借り切っての結婚式…なんて とんでもないまねがっ!!!

 でも…

「便乗なんてけちなこと言わず 君たちだけの結婚式 あげるべきだ!」

「そうよぉ。Mr.不破は、美人な奥様の晴れ姿 リアルで見られなかったんだから!」

 皆さんが
 私たちに寄せてくれる

 好意が愛が
 本当に 本物だったから…。

 私たちは ありがたく乗らせていただくことにした。

「ママー」

 亮が 抱きついてきた。

「お疲れ様、亮。今日は、大役ご苦労様。」

 久遠さん、ショー。
 二人の花婿の付き添い役 立派に務めあげた亮の頭を なでなでする。

「ママ!女王様みたいだ!すごくきれい!!」

 きらきら輝く目で 私を見上げる。

「ふふ…。ありがとう 亮。大好きよ。」

 ちゅっ

 そのほほに キスをする。

「ぼくも!大好きだよ!ママ…!?」

 べりっ

 私のほほに
 キス 返してくれようとしてた

 亮の体が いきなり 遠ざかる。

「…亮…」

「う”…っ」

 ショーの笑顔に なぜか 亮が ひきつっている。

「言ったな?オレは。」

 ショーの目が きらりと光る。

「もう小学生になったんだから、ママにキスなんてガキみたいな真似するなと!」  

「は、はい。ご、ごめんなさい…。」

 …ショー
 あなたね…!

「亮ちゃーん!」

 ぱたぱたぱたっと 足音が近づく。

「おじちゃん!亮ちゃんをおろしてあげて!」

「きょ、京香ちゃん、おじちゃんはやめてくれって あれほど!」

「亮ちゃん、おろしてくんなきゃ 今度から『おじいちゃん』ってゆうから!!」

「…う”…!」

 しぶしぶ
 ショーが亮をおろす。

 京香ちゃんが ぎゅっと 亮に抱きつく。

「大丈夫!?亮ちゃん!!」

「う、うん!」

「だめだよ!京子ママに べたべたしたら おじさん やきもち焼くんだから!
 ママも 『アンタのパパは 大人気ないんだから、用心しなさい』って いつも ゆってるでしょ!?」

「あ、あいつ!そ、そんなこと ガキに吹き込んで…!」

「あーら。否定できます?!不破さん!」

「っ!」

「モー子さん!!」

 ばっと 抱きついた。

「今日はありがとうー!わざわざ!」

「ちょ、ちょっと…くる…」 

「奏音の式ばかりか 突然決まった私たちの式まで 京香ちゃんにブライスメイドしてもらって!」

「そりゃ。亮ちゃんのペアだもの。何 犠牲にしてもやるわよ、この娘!」

「亮ちゃんがね 亮ちゃんはね…って、毎日毎日 耳たこですしね。」

 苦笑いしながら モー子さんのだんなさま 上杉飛鷹君が顔を出す。

「さあ、皆さん お疲れでしょう。」

「今夜の宿に移動しましょう」

 クー先生御夫妻の明るい声に誘導されて 全員が用意されていた車に乗った。

 ショーに手をとられて、用意された二人だけのオープンカーに乗る。
 
 その温かい胸にもたれながら見上げた夜空には 月がかかっている。

 奏音は 久遠さんと ノートルダムそばの お城にいる。

「…今頃…二人も この月 見ているのかしら。」

「月どころじゃない…だろ…な。ヤツもオレも…。」

「は?」

「キョーコ」

「…え?」

「あると思うなよ?」

「は?」

 な、なにが?
 
「のんきに月見るよゆうなんか…な。」

 耳元に
 ショーの熱い息がかかった。

「愛する女の 最高に美しい姿 見せつけられたら…な!」
 
イラスト「愛の矢」(Heaven’s Garden様より)
画像


お題提供「恋したくなる お題配布」様より
「永遠を誓った二人のお題」
恋したくなるお題配布bana2

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