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№73(side:京子)雨の休日の過ごし方

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「…つっ…。」

「ここが痛いのか?」

「う、うん…。」

 痛かったその部分を ショーがやわらかくほぐしてくれる。

「ここは…胃…だ。つわりが ひどいのか…?」

 足底療法の図表見ながら、心配そうに言う。

 …よく もどしてしまうから…そう…かも。

 なんて言ったら  
 即 京都のお義父さんやお義母さんまで とんできて 大騒ぎになっちゃう。

「だ、大丈夫…。あ、暑いから 食欲落ちて…。」

 なさけないことに
 調理の途中で 気分悪くなって寝室に戻ってきたのだ。

 ベッドでまどろんでたショーが 真っ青になって 飛び起きて…。

 全身にマッサージしたり 足底のツボを押したり…あれこれ世話をしてくれている。

「…こんなことなら オレも料理 教わっておけばよかった…!」

 足裏全体 優しくマッサージしてくれながら ショーがつぶやいた。

「…親父に電話して この前のさっぱりした栄養料理の作り方 聞いてくる。」

「そ、それなら わ、私が…再現できるから!」

「いいから!休んでろ。」

 ショーが 私の体 ベッドにおし戻す。

「…きっと こういうことがあるから『控えろ』なんだよな。悪かった…昨夜…。」

 私の体抱きしめながら 心底 後悔したようにつぶやく。

「…今、電話して…」

 立ち上がりかけたショーの体 ぎゅっと抱きしめて引き止める。

「…大丈夫だから…。ショー。」

 あなたの優しさが 全身からしみてくる。

「こうして…ぎゅってして…て。」

「…ああ…。」

 ショーがうれしそうにほほえんで 私を抱きしめてくれる。

 外は雨
 今年の梅雨明けは ずいぶん遅い。

 ショーの胸の中
 眼を閉じた私のまぶたに そっと優しいキスが降ってきた。

 満ち足りた
 安らいだひととき

 さぁさぁと降る雨の音を子守唄に
 いつしか 眠りの世界に入り込んでいった。

宴夜5
イラスト「宴夜」(Heaven’s Garden様より)
画像


お題提供「恋したくなる お題配布」様より
「永遠を誓った二人のお題」
恋したくなるお題配布bana2

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