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遥かなるスキップ・ビート!

遙か№2(side:皓) 天の青龍

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「う…ん…」

 体の下に 冷たく固い地面の感触を感じて あわてて跳ね起きた!

 …?!

 どこだ!ここは!!

 周囲の状況が 一変している!

 見渡す限り 荒涼とした野原…?

 あ
 ありえない!

 今時 こんなに広々と 電線一本 見えない所なんか!

 第一
 俺達が歩いていたのは 東京の…!

 ひゅぅぅぅぅぅ~

 …風が 冷たい…。

 はたはたと 袖が 風になぶられていて…

 は?!

 袖?!

 あわてて 自分のかっこうをみる!

 は、袴と着物!?

 七五三じゃあるまいし!なんで 俺が…!

「ひっこみなさい!化け物!私が相手よ!」

 風に乗って 京子ちゃんの声が流れてきた!

 …と思うまもなく 勝手に足が動いていた。

 これは、もう 習慣というか なんというか…。

 手元に 弓を持っていることに 安堵した。

 部活用の弓とは違って…やけに 実戦的な作り…だが…
 相手の動きを止めるくらいはできる!…はずだ!!

「京子ちゃ…」

 言いかけた言葉が 宙でとまる。

 な、なんなんだ!?あの化け物!!

「神子!危ない!」

 …!

 即 矢をつがえて ぎりぎりと ひきしぼる。

 相手が何であろうが!
 彼女を 傷つけるヤツは 容赦しない!!

 矢は ねらい違わず 化け物の頭(だろう)部分に 突き刺さった。

 しぎゃぁぁぁぁぁ~…

 なんともいえない おぞましい断末魔を残して 化け物は倒れた。

「皓君!よ、よかった!無事で…」

「神子!封印を!」

 八歳ぐらいの幼い女の子が 声をかける。

「ど、どうすればいいの!?」

「この杖で!」

 先っぽが鳥の頭のようになった杖を取り出す。

「このくちばしのような部分を当てて、『在るべき姿に戻れ!』と唱えるのです。」

「…あの…なにか…別のアニメが…混じって…」

 俺もそう思う…。
 それって もしかして…

「細かいことは 気になさらないで!さあ!」
 
「え、ええ!」

 京子ちゃんは 言われたとおりに 実行した。

 とたんに やつが一枚のカードになった。

「ここで こう ひとさし指を出して 『本』と、おっしゃってください。」

「ほ、本!」

 ぼんっと 大きな本が1冊 京子ちゃんの指先に現れた。

「その中に カードしまうくぼみがあります。100種類そろえれば 上がりですわ。」

「あのぉ…なにか また 違う 漫画が…。」

 思わず 声をかけてしまった。

「大丈夫です!ここの読者様が ジャンプなど 読んでるはず ありません!
 しかも、一昔前に終わったシリーズなど!」

 女の子が力強く断言する。
 
 ふわふわした髪のフランス人形のような可愛い子だが…もしかして…腐女子…予備軍…。

「とおつくにの佳人よ、ようこそ お越しくださいました。私は、龍神の神子様に お仕え申し上げる
 愛の一族 マリアと申します。」
 
 少女は すぱっと 雰囲気を変えて おごそかな挨拶をしてきた。

「嬉しいですわ!龍神の神子様ばかりか 早くも 地の朱雀様に お会いできて!」

 にっこりと ほほえむ。

「ちのすざく?」

「はい。これも 龍神様の お導き!もうすぐ、八葉がそろいます!」

 思わず 京子ちゃんと 顔を見合わせる。

「あ、あの…マリアちゃん…」

「なんでしょう?神子様!」

「と、とりあえず…じ、事情を 聞かせてもらえる?何がなんだか…。」

「そうでした!私としたことが!」

 人形のような子は
 腰から 小さな竹筒を取り出して 口にあてて思いっ切り息を吹き込んだ。

 …?

 かっかっか

 どこかからか 馬のひづめの音が響いてきた。

「お呼びでございますか、マリア姫」

 白い馬に乗って 一人の男が登場した。
 やけに背の高い りりしい武士…だ。刀をさしている!

「お客様を お屋敷に ご案内して。」

「承知つかまつりました。」

 ひらりと飛び降りた男は すっと京子ちゃんを抱き上げた!

「え!?い、いやぁぁ~!」

「待て!何するんだ!」

 あわてて 男を止める。

「馬にお乗せするだけだが…?」

「お、お前は 何者だ!?」

「宝田家にお仕えしている者だ。敦賀 蓮。」

 じろっと 俺をにらみつけてくる。

「あ、あの!敦賀さん!お、おろしてください!あ、歩けますから!」

「お屋敷までは 遠いのですが?」

「ならなおさら!マリアちゃんが 優先です!」

「…承知しました。」

 ふわっと ヤツが やわらかくほほえんだ。

「神子様、そのものは 天の青龍ですの。神子様の警護につかせます。」

「どうぞ お見知りおきください、神子殿。」

 やさしく京子ちゃんを抱き下ろしたヤツは、手の甲をとって口づけた!

 な!
 なんなんだ!

 この男!!

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