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 ←遥か №14(side:皓) 知恵試し →遙か №16(side:皓)天の朱雀
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遥かなるスキップ・ビート!

遥か №15(side:京子) ロック・オフ!

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このっっ!
いけしゃあしゃあと!!

思わず 刀の柄に伸びた手を 皓君に はっしとつかまれた。

「きょ、京子ちゃん!冷静に!味方なんだよ!この人は!!」

「…知恵はあるが 思慮は浅いようだな…これでは先が思いやられる…。」

 新顔が やれやれと言いたげに わざとらしい溜息をはく。

「ぬぁんですっってぇえええええー!?」

「…周囲の気を 視ろ…。」

 …!?

 ごぉおおぉおおおお~

 来る!

 裏手から 異様な気のかたまりが!!

「皓君!」

 鞘から刀を抜くと同時に叫ぶ

 さっと 皓君が 私の背後に背中合わせに陣取った!
 すでに 矢をつがえた臨戦態勢だ。

「危ないから 貴族の方々は 下がって!敦賀さん!護衛よろしく!」

 高貴な方々なんて こうゆうときは 足手まとい以外の何者でもない!

「はっ!」

 さすがは 敦賀さん。
 早くも臨戦態勢をとっていた。隙がない。

 ごぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 気がどんどん強くなってくる!

 いったい なにも…

 ちゅうぅう ちゅうぅうぅう

 …はい?

「ね、ねずみ!?」

 かたほうは巻物を かたほうは まるっこい壷を持ってる。
 しっぽに おそろいの 色ちがいのりぼんが結んであるのが ほほえましくもかわいい♪

「…京子ちゃん…今は 敵だから…!のんきなこと 考えないで…!」

「わ、わかってるわよ!!」

 なんで考えることわかるんだろ…。
 幼なじみってのは これだから!

「フリーズ(動くな)!」

 妙な手の動きと共に放たれたクー・ヒズリの声で
 ぴたりとネズミたちが動きを止めた。

「封印すれば 自分の持ち駒として 使役できる。だが 勝たねば 話にならぬ。」

 新顔クー・ヒズリが 偉そうにのたまう。

「たかが ねずみ2匹!たたきつぶすわよ!!」

「だが このままでは 君らはともかく…彼らは 役立たずだな。」

 ちらりと 貴族のボンボン達のほうを見やる。

「…そ、そんな…(言いにくいことを はっきり…)!」

「そのために 私がいる。任せるがいい。彼らの潜在能力、解放しよう。」

 言うが早いか なにやら 呪を唱え始める。

 指が素早く動き空中になにやら 梵語のような円陣ができた。

「龍神に選ばれし 誉れ高き勇者よ、在るべき力を取り戻せ!」

 なにやら 漢字のような文字。みるみる一文字一文字が玉となる。

「ロック・オフ(封印解除)!!」

 その玉が瞬時にとびちり、そこにいた男達一人一人の中に入っていく!

「う!?」

 皓君が 顔をゆがめて 左手の甲を押さえた。

「皓君!?」

「…だ、大丈夫!一瞬 熱かっただけ!」

「見せて!」

 あわてて彼の手の甲を見る!小さい黄色い玉が 手の中に埋まってる!

「い、痛くない!?」

「…大丈夫…。これが…八葉…ってことなんだろうね…。ほら 他の皆さんも。」

 尚が左腕を 敦賀さんは耳を…みんなが それぞれに 違うところを押さえている。

 一つだけ 赤い玉が
 持ち主を捜すように ぐるぐる頭上をまわったあげく
 流星のように一直線に 南の方に飛んでいった。

「あの先に 残る一人が居るのだろう。」

 その行方を見送って、クー・ヒズリがつぶやいた。

「だが 今は 目前の敵。そろそろ、凍結の術がとける。」

 じろりと周りをみやる。

「諸君らは もう 自らの力を悟ったはずだ。さあ!それぞれに なすべきことをなせ!」

「「「はい!」」」

…な、なんで こいつがしきってるの!?

でも…その声には 従わざるをえない何かがある!

「堅き大地よ。皆を守らせ給え!バストンラ(土系防御)!」

皓君が 弓を大地に突き立て 呪いをとなえたとたん
トパーズ色した薄いバリアが 私たちの周囲に広がった。

「みちのくの しのぶもじずり だれゆえに…」

 尚が手の中に紙切れを持っている。口元に当ててなにやら歌を詠む。
 ひとことひとこと クチにするたび 紙に異様な力がみなぎっていく。

「みだれそめにし われならなくに…!」
 
 放った紙が たちまち長い巻物のようになって 敵に巻き付く。

 目を覚ました敵が お互いを攻撃しあいだした!

 混乱!

 (「みだれ」て「われ」を「なくし」たのか…。なるほど…。)

「彼らは 木属性。我等の出番ですね、いきますよ貴島殿。」

「せいぜい、派手にいきましょうか。倖人殿」

「日の光」社さんが小刀を頭上にきらめかせる
「星のきらめき」貴島が錫をそれに交差させる

「輝く金の気よ 集えわれらのもとに!輝け!黄金のクロス(十字架)!!」

天上に大きな金色の十字架が出現し あたりを輝かせた。

ちゅぅぅううう ちゅううううううううううう

ネズミたちの体力ゲージは 大幅に下がる。
もはや 瀕死状態だ。

ちゅうううぅう

文字通り 窮鼠なんとやら 
赤いリボンのネズミが 壷を 投げつけてきた。

「うっ!」「不破さん!」

倒れかけた尚を 皓君があわてて支える。

「今 治癒の術を!」

緒方さんが あわてて 笛を吹く。

ちゅー♪ ちゅうちゅっ♪

やけくそ気味に投げた壷が当たって ねずみどもは有頂天だ。

仲良く ハイタッチなんてしている。

「この!このっ!このぉおおおー!」
「くそ!なぜだ!手応えはあるのに!」

 私や敦賀さんの剣は しっかり 敵を とらえている
 なのに まるで ダメージを与えてない!

「残念だが 神子や敦賀君・不破君は 敵と同じ木属性。君たちの剣では 効かない。
 そして、私と皓君の地属性の攻撃は、かえって、相手を回復させる。」

クー・ヒズリさんが 冷静に分析する。

「攻撃は 金属性コンビに任せるのが 良策だ。我々は…後方支援に徹するとしよう!」

しゅっしゅっと 指で空を切った。

「大地よ!沸き上がれ!泉のごとく!堅牢の術!!」

つと 地に指を突き立てる。
にょきにょきにょきっと 大地から 角が立った。

ちゅっ!? ちゅぅぅうううーー!

周囲を土のたけのこで封じられて ネズミたちは動けない。

「今だ!もう一度、協力技を!!」

「「はい!」」白虎コンビが声をそろえた。

再び 天上に大きな十字架が出現し ついにネズミたちは 降参した。

「さあ、神子 封印だ。怨霊にとりつかれた彼らを本来の守り神に!」

「はい!」

…って!

いつのまにか 従ってしまってる?私!!

な、なんなのよ!この男!!

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hanaさま ようこそ

コメントありがとうございます。*^-^*
また、遊びにいらしてくださいませ。

いつもみています

初めて書き込みます。よく参考にしています。また遊びにきます☆
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