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遥かなるスキップ・ビート!

遥か №17(side:尚)探索

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「どういうことなのです!?尚!!」

「…ですから…母上…。これには、事情が…。」

「息子の許嫁のこと…初めて他人から聞かされて…!
 取り繕うのに どれほど私が苦労したと思うのです!
 なぜ、このような 大事なこと 私をさしおいて!」

「ま、まあまあ…おまえ…めでたい話じゃないか。」

「いえ!あの!!父上…!」

「あなたは 黙ってらして!」

 温厚な親父が(見当違いとはいえ)とりなす声を おふくろは切り捨てた。

「この子の嫁は 私が選ぶつもりでしたのに!どうして 自分勝手に!!」

「いや、しかし…曲水の宴でお見かけした限りでは たいそうな美女…。」

「容姿だけでたぶらかされてるのです!この子が 世間知らずなのをいいことに!
 地位と財産目当てで近付いてきた 恥知らずな女に 相違ありませんわ!!」

「…あいつは!そんなのじゃ!!」

「まぁぁぁぁぁぁ!すっかり たらしこまれて!!」

「あ!…そ、そういう意味じゃなく!」

「いったい、どこのあばずれなのです!おっしゃい!
金子たたきつけて ケリつけてきますから!!」

「お、おまえ!」

「母上!!」

「失礼いたします。」

御簾の外から 遠慮がちな声がかかった。
古くから我が家に仕えてくれている 女房の芙蓉だ。

「なんです!?芙蓉!今、大切な話の最中ですよ!」

「申し訳ございません…。ですが、御客人が…宝田左大臣様のお使いが…。」

「左大臣殿の!」

あわてて 父上が立ち上がる。
母上も 顔色を変えた。

「そそうのないよう お迎えせよ!」

「丁重の上にも ご丁重にね!」

「は、はい!」

 やがて現れた『お使い』に父が仰天した。

「…あ、あなたは 尚の許嫁…!」「なっ!なんですって?!」

「…ということにしておりますが…ご心配なく!
 私にも 尚…不破さんにも まるで そんな気はありませんので!」


「「…え?」」

「実は…ですね。」

  ◆

「あなたが龍神の…神子さま?」「しょ、尚が…八葉?!」

「ええ!それで内裏を探索しやすいよう ご子息の許嫁とでっちあげたのです。
 …中宮 奏音様のご発案で…」


「おお!中宮様の!」「まっ!さすが 奏音様!我が娘ながら なんと ご聡明な!」

「それで…?」

 自慢の娘の悪知恵 喜び合ってる両親をしりめに尋ねる。

「わざわざ オレの両親 安心させるためだけに 来たんじゃないよな?」
 
 その程度のことなら 神子本人をよこしたりしないはずだ。

「…今後の方針につきまして…あなた様のお知恵をお借り申したくて…。」

 …?!

「…なんと申しましても あなた様が 八葉の中でも 最も高いご身分 尊いお立場。
 さらに教養もおありで 歌も宮廷1の才と褒め称えられてる由、お噂を聞き及びましたの…。」


 …?!!?!?

「まぁぁぁ!神子様!すばらしいですわ!なんてお目の高い!」

「いや 親の口から申し上げるのもなんですが…!
これは 世の皆様から 歌聖とまで言われておりまして!」

「ええ。ですから。」

 キョーコが にこりと あでやかにほほえんでみせる。

「他の八葉の方々よりも…先に ぜひに ご相談申し上げたく…」

「まあ!では、おじゃまをしてはいけませんわね!」

 即 母上が立ち上がった。

「そうですな!我等は 席をはずしましょう!
召使いたちにも しばらくは近付かぬよう申しつけます!」

「さすがですわ!中宮様や尚殿のご両親だけあって、お二方ともなんとご利発な!
 お子様方お二人のご聡明さは こういうご両親から賜った財産ですのね。」


 !????????!!!!??????????

「まぁ!そのような!」「いやいや、畏れ多うございます!」

 両親は「どうぞごゆっくり」と嬉々として 立ち去る。

「…で?」

 二人が 完全に遠ざかったのを確認してから…改めて向き直った。

「本当の目的は?」

「…マリア姫が占った結果、ちょっと気になることがあってね…。」

 こいつにしては、やけに重い口調だ。

「…?どんなことだ?」

「内裏の呪詛…元は…ここの屋敷にある…って。」

「え?!」

「つまり、内裏を呪っているのよ。『ここ』から!『誰か』が!!」

 …な
 なんだって!?

「お屋敷内…探索させていただける?」

 依頼…の形を取ってはいるが
 絶対に 拒否は許さない…強いまなざしだった!

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ありがとうございます *^-^*

今後とも よろしくお願いします *^-^*

こんにちは、ちょくちょく参考にしています。これからも遊びにきますね。
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