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№13(side:尚)

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 曲の終わり間際、メインギターが演出に見せかけてすっと近寄る。

「10分ほど、俺らで持たせますから!」

「ああ…たの…む」

  早く、のど湿らせてきてください!…という眼で見送られ、
  いかにも 最初からバッグバンドの見せ場です…というふりで
  袖にひっこむ。

情けないわよ!ショータロー!

 …は?

 どこか懐かしいののしり声に出迎えられる。

「エネルギー配分もできないなんて、あんた、それでもプロ!?」

「キョ、キョーコ!?」

 周囲も、さっきの楚々としたイメージと
 がらりと変わったキョーコのものいいに唖然としている。

「祥子さん!青汁にたっぷり蜂蜜入れてこいつに飲ませてください!」

「え、ええ!」

「ヘアメイクさん!黒髪のかつらに着物!」

「は、はいい」

「琴を!用意してるはずですね!?当然!」

「お、おい?キョーコ?」

「あの人たちで10分!私で20分!!合計30分!!!」

「…え?」

「その間に そのだみ声回復させなかったら…」

「う…っ!?」

 ひ、ひさびさに
 キョーコの背後になにやら く、黒いオーラが…?!

そんなやわなのど、私がつぶしてやるから!

一思いに!!」


 ひぃぃぃぃ~。

 周囲から なんともいえない悲鳴がもれ聞こえる。

 バックバンドが メドレー演奏してるその間に
 キョーコは和服に着替え、黒髪ロングのかつらをつける。

 回し舞台の反対側、中央に 即席に椅子と琴がおかれた。

「20分後に『遥かな夢』前奏弾くから…」

 指に琴爪をはめながら、オレを見据える。

「16小節後…合流する…。」

「その曲が終わり次第、私は、退場するから!
きっちり、引導渡してよ!いいわね?」


「ああ…。」

 オレの返事を確認するや、キョーコは用意された席に向かう。

「そろそろ、バッグバンドの演奏終了です!」

「よし、ゆっくりフェードアウトにあわせて、舞台を回せ!!」
  
 いったん、ステージは、真っ暗になった。
 舞台監督の指示にあわせて、舞台が回る。

 再び、舞台にライトがあたったその瞬間

 客席は、熱狂的な大興奮状態になった…!


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