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遥かなるスキップ・ビート!

遥か №20 (side:京子)魔鏡

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「…ちょっと…尚…」

「ん?」

「今日の今夜の急な招待…で せいぜい 10人くらいの宴会…じゃなかった?」

「父上は…いまだに…ご自分の権勢に ご自覚がないんだと 言ったろうが!」

「…それにしたって…!」

 60人くらいは いるだろう
 宴会場は ぎっしり埋まっている

 管弦の楽の音は ひっきりなしに にぎやかに鳴り響く。

「尚殿!いやぁ おうらやましい!ささ、ご一献!」

「このような麗しい…しかも龍神のご加護をお持ちの女人を伴侶とできるとは!」

「ご息女の奏音様は、未来の御国母。摂政大臣は、まさしく子福者でらっしゃる!」

 次から次へと 尚の所に 酌に来る客が 絶える間もない。

「…あ。」

 つと
 あえかな ためいきをもらして 軽く額をおさえてみせる。
 
「どうした!?」

「ごめんなさい…お酒の匂いで…酔ってしまったようで…。」

「悪かった!気がつかないで!」

 さっと 尚が立ち上がった。

「申しわけありませんが…座を外させて頂きます。」

 すっと 私の手をとって 尚が立ち上がる。

「おお おお これは 気の利かぬことを…」

「お若い者同士…二人っきりでお過ごしになるのが一番ですよな!」

 からかう声をしりめに 尚に手をとられたまま
 離れの間…私に与えられた部屋にもどってくる。 

「大丈夫か?いま、水を持ってこさせるから」

「いえ。ごめんなさい…。うそなの…。」

 意外といえば 意外だった
 まさか…真に受けて こんなに心配されるとは!

「は?」

「あのまま あそこにいたんじゃ 探索する暇はないと 思って…。」

「…おまえな…。」

 …?

 怒るかと思ったのに
 尚は 重く溜息ついただけだった。

「…だが どうやって 探索する?風水盤でもあるのか?」

 さっと『仕事人』の眼にかわる。

「これ」

 クー先生からいただいた手鏡を見せる。

「…鏡?」

「ただの鏡じゃないの。」

「え?」

 尚が その鏡をのぞきこんだ。

「…!?え!!」

 鏡の向こうでは
 クー先生がにっこりほほえんで こちらにむかって手を振っていた。

「ななななっ!」

「驚くのも無理はないんだが…尚君。」

 鏡の中から クー先生の声が響く。

「今から みんなで そっちに行くから ちょっと鏡から離れててもえらえるかな?」

「…は!?」

 手鏡を元の位置に戻して 尚があわてて部屋の片隅に下がる。

 ぼわぁぁぁぁぁぁ~ん

 白い煙が むくむくと立ちこめた。

「やあ こんばんは。」

「失礼致します。」

「お、おじゃまします」

「…こ、これもっ お、陰陽術…ですかっっ!!」

 鏡の中から 突如 出現した
 クー先生 敦賀さん 皓君の姿に 尚が 呆然とつぶやいた。

「そうとも。まあ 闇属性 悪魔呼びの応用だから。
 夜にならないと使えない…という ちょっとした弱点はあるがね。」

 なんか 聞き捨てならない単語が!

「…あ。あくま…?」

「それって…すごく…不気味な術じゃ…。」

「細かいことは 気にしないように!さあ!呪詛の手がかりを探すとしよう!」

 私と皓君のささやかな疑問 ばっさり切り捨てて
 クー先生が 張り切った声で 私たちに 指示を出した!
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