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遥かなるスキップ・ビート!

遥か №33(side:蓮)羅生門

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「いかがなさいました?神子殿」

 とりあえず
 少しでも 京のそこここにただよう 妖(あやかし)どもを 封じ 
 「札」として 使役しようと 雑魚狩りにやってきた。

「ここが…かの有名な…羅生門!!!」

 ぼうぜんとして 見つめておられる…。

「?は、はぁ…」

「あああああ!どーして!?なんで、ここには デジカメがないの!?
 携帯電話は 操作不能に なっちゃってるし!!!」


「み、神子殿…?」

 出辞亀?形態田輪??

 神子殿の口ばしられるお言葉には 時折 訳の分からないことがある!

「これが!かの有名な 羅生門!!」

 きらきらきら

 神子殿の目に星が浮かんでいる。

「感激ー!現代では もう 消滅しちゃってるんだものー!
 ああ!戦禍で無惨に失われた遺産を 私はこの目で見ているのね!」


「あ、あの…?」

「いいかげんにしろ!キョーコ!おまえ 当初の目的 忘れてやしないか?!」

「…わかってるわよ!」

 次の瞬間
 ちゃっと 神子殿が刀を抜く。

 …!

 私も 即 太刀を構えた。

「でたな…。」

 不破殿も さっと紙を取り出し口元に持って行く。

「君がため 惜しからざりし 命さえ…」

 …!? 

 な、なんの…術だ!?

「長くもがなと 思いけるかなっ!!」

 すううっと 紙が柔らかい布のようになって 神子殿にまとわりつく

 くるーっと一回りして 再度 不破殿の方に戻って…消えた!

「…なんなの?今の…」

「防御の一種だ。」

 不破殿の手には すでに次の紙があった。

 その後は いつもどおり

「袖ひじて…」で 攻撃間隔が短くなる術をかけてくれる。

 皓殿がいてくれれば 全体防御もかかるのだが

 今はまだ 動かせない

「俺もついてく!絶対 京子ちゃんから 離れない!」

 そう頑固に いいはっておられたが

「おとなしくできないなら また 特製煎じ薬 飲ませるよ?」

 という クー先生のひとことで なぜか すぐに 黙ってしまった。


 ここの敵の強さの程度は、低い。

「弱いところから やっていって 札を貯めていく方が 賢明だ。」

 クー先生の 忠言に従って まず、ここに来たのだ。

 先生は 皓殿への付き添い
 緒方殿は 院御所の浄化
 社殿と貴島殿は 内裏での聞き込み
 石橋殿は なにやら 対抗できる武器を作成中…で 当分は工房にこもりきり

 それぞれ 持ち場に分かれている。
 
 3人しかいないとはいえ 相手は 土属性。

 神子殿、不破殿、私は 木属性だから 圧倒的に有利だ!

「むらさめの 露もまだひぬ 槙の葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮れ!」

 不破殿が 目くらましの術で 敵の 命中率を下げる。

 ここの敵…幽霊が 土の竜巻を起こし石つぶてを投げてくる。

 太刀で 弾くものの どうしても 細かい粒のいくつかは 皮膚にあたる。
 
「あ、あれ?痛…くもかゆくもない…?!あたってるのに!」

 私と共に
 勇猛果敢に幽霊に斬りつけていた神子殿が 不思議そうにつぶやいた。

「風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ…」
 
 背後から 不破殿の攻撃呪文

 紙が 波のようにうねって 幽霊を のみこんだ!

「砕けて物を思う頃かな!!」

 がっしゃーん

 紙の波が岩のようにかたまって 砕けた!

 そのあとには 戦闘不能寸前の幽霊が ぺちゃりとなって倒れていた。

「今だ!封印を!!」

「え?ええ!」

 神子殿があわてて杖をとりだされた。


「…どうして…後方にいた アンタが 怪我してるの!?」

「…風の具合で 飛んできただけ…だ。」

「最前線の私が 無傷なのは なんで!?敦賀さんでさえ 細かいかすり傷があるのに…!」

「オレのも 細かいかすり傷だよ!些細なこと 気にするな!」

「…二度と使わないで…あの術!!」

「…なんのこと…だ?」

「最初のアレよ!アレが、この現象の理由でしょ!?」

 …。

 まさか

 身代わりの術!?

「たまたま かすり傷だったから よかったけど!もし!」

「…オレが 何の術 使おうが オレの勝手だ。」

「ショー!?」

「オレに怪我させたくないんなら せいぜい 用心して 戦えばいい…。だろ?」

「…う!」
 
「次に行こう。明るい内でないと 暗くなったら 妖の力は 増大してしまうからな。」

そう言って さっさと先に立っていく。

…不破殿!

「ま、待ちなさいよ!」

 怒って後をおいかけていく神子殿を あわてて追う。

「もうー!どうして あんな無茶するの!ホントに わがままな御ぼっちゃまなんだから!」

『どうして』…?

『わがまま』…?

 本気でそう思っておられるのか?神子殿!

 どうして おわかりにならない!?

 不破殿の…あの行動の意味を!!
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