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スパイラル・スキップ・ビート!

「スパイラル・スキップ・ビート!!」№5(尚)

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 握り締めた紙切れの小さな字が 涙でかすんで見えない。

「ショ、ショーちゃん!?」

「あ、ああ。悪い!うれしくて…。」

 遅めの夕飯が終わった後
(あれほど言ったのに やっぱりキョーコは 食べずに待ってくれていた)

 キョーコが差し出した 模試の結果報告書

 何度みても さんぜんとかがやく 100点 1位

 目の奥が熱くなる。

「オレもがんばらないとな!
 出席日数ぎりぎりだし 進級テストで下手したら 来年はお前の下級生だ。」


 マジ やばい!

 仕事のほうは 一度やったことを なぞるだけ
 せいぜいが 曲の発表時期と順番 間違わないようにするくらいだから 余裕なんだが

 10数年前に 教わった 歴史や物理の内容なんか とうのむかしに脳内から飛び散ってる!
 (最初から 入ってなかっただろう…という つっこみは なしだっ!!!)

「大丈夫!大丈夫よ!ショーちゃん!」

 キョーコが ぎゅっとオレの手を握る。

「教科書と範囲さえ教えてくれれば、私、また 予想問題作ってあげるから!」

「ありがとう、キョーコ。おまえだけが 頼りだ!」

 これまた、マジだ。

 小学校のころから これで どうにか落第点だけは免れてきたオレに
 もはや プライドなんか みじんもない!

 こと、『勉強』に関しては…!

「そうだ、キョーコ。荷物 まとめておけよ。」

「え?」

「引っ越す。都心の高級マンションに。」

「えええ!?」

「今のこんな普通のマンションじゃ セキュリティこころもとない。
…って 事務所が用意してくれた。」


「で、でも…それじゃ わ、私が 同居してたら だめなんじゃ…」

「それも、承知させたから。気にするな。」

 しょぼんとしたキョーコを 胸の中に抱き寄せる。
 
「ショ、ショーちゃんっ」

「オレは、おまえがいなきゃ 生きていけないし…な。」

 軽く唇に口付ける
 …だけで キョーコのほほは真っ赤に染まった。

「あ、あの!こ、紅茶入れてくる!」

「…は?」

 一瞬 脱力したオレの腕から
 するんと抜けて キョーコは台所に逃げる。

 …やれやれ…

 軽いキスだけで「あれ」じゃあ
 そこから 先には進みようがない!

 あの天然記念物的 純真乙女が相手じゃ 思うに任せない

 なんとなくわかった気がする
 同居していながら ヤツがキョーコに手を出せなかった理由
(なんやかやと つまみ食いはしてたようだがっ!!)

 まあ
 こっちも まだ16のガキ

 焦ることはない

 あっちの世界とは変わるように、意識して行動してるんだ。

 ヤツとも
 極力かかわらないよう さりげなく処理した。

 未来は 変わる

 オレが 変えてみせる!!






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