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スパイラル・スキップ・ビート!

「スパイラル・スキップ・ビート!!」№6(蓮)

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「おや?確か…不破君?」

「!?敦賀…さん!?」

 帰り着いたマンション
郵便受けを見てから戻った優美なエントランス
 エレベーターの前に立っていた後姿に見覚えがあった。

「こ、こんばんは」

 いつものように礼儀正しく 彼がお辞儀をしてきた。

「ああ、こんばんは」

「あ…の。ど、どうして…こ、ここ」

「ここの最上階の1フロアが、俺の部屋でね。」

「(そ、そんなバカなっ!このマンションじゃなかったはずだ…!)」

「え?何か言った?」

「…い…え!こ、光栄です。オレも、今日からここに引っ越してきました。よろしくお願いします。」

「それは、偶然だね。こちらこそ、よろしくね。」

 ― ちんっ ―

 エレベーターが下りてきて、ドアが開く。

 彼がスイッチから手を離さないまま 振り返る。

「どうぞ。」

「ありがとう、お先に。」

 彼が手を離し ドアが閉まりかけるので あわてて開ボタンを押した。

「乗らないの?」

「せ、先輩と ご一緒なんて恐れ多いです。どうぞ お先に」

「不破君」

 礼儀正しいのも 程度によりけりだ!

「は、はい。」

「同じマンションに住むのに そんな堅苦しい礼儀はいらない、乗りなさい。」

「では、…失礼します。」

 観念したのか 彼が乗り込んできた。

 こころなしか 顔色が悪い。

 先輩っていっても
 4つくらいしか 違わないんだから そう硬くなる必要もないのに

「何階?」

「あ、すみません。34階です。」

「俺の部屋の1階下か。近所なんだし、よろしく。」

「…は、はい。こちらこそ よろしくお願いします!」

 34階でおりた彼は 閉まっていくドアの向こうで頭を下げたままだった。

 とことん 礼儀正しい男だ。

 あそこまでいくと 天然記念物なみだな。  





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