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スパイラル・スキップ・ビート!

「スパイラル・スキップ・ビート!!」№16(京子)

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「…で。こちらの方を マネージャー…に…ね。」

 モー子さんが 頭を抑える。

「う、うん。」

「島 律子です。柔道3段 空手2段 剣道2段、身辺警護もお任せを!」

 20代後半の婦警志望だったという女性がにっこりほほえむ。
 見かけは、上品でほっそりしたきれいな方で そんな猛者には見えない。

「アンタね!」

「『ろくに仕事もしてない 駆け出しの半人前が マネージャーなんて 生意気よ!』…でしょ?」

「わかってるんなら!!」

「だって!ショーちゃんが、そうしなきゃ ぜ、絶対 許さないって!」

「なんで アイツに許可得る必要あんのよ!!保護者でもなんでもないのよ?!
 あまりに アイツの言いなりになりすぎよ!アンタ、人形?自分の意志はどこ?!」 

「…ショーちゃんだけなんだもの…!」

「は?」

「私が…いていい場所…くれるのは…。」

「なにそれ?アンタの実家や家族だって、アンタの帰…り…?」

 ― じゃましないで

「キョ、キョーコ?」

 ― あっちにいきなさい

「…そんな場所ない…」

「…え?」

「誰も 私を 愛してない…求めてない…。」

「!?」

「ショーちゃんだけなの!私を 必要としてくれてるのは!」
 
「キョーコ…」

「ショーちゃんがいるから…私も、この世にいていいんだって思える…の。」

「京子ちゃん…」

 そっと律子さんが 私にハンカチを差し出した。

 それで
 初めて 自分が泣いてたのがわかった。

「昨日 初めてお会いしたばかりだけど…社交辞令抜きに あなた、すごく素敵なお嬢さんよ。」

 律子さんが 優しく私のほほをぬぐってくれる。

「私、すぐに あなたのこと 気に入ってしまったもの!ああ、守ってあげたいって!」

「り、律子…さん」

「…見損なわないでほしいわね…!」

「モー子さん?」

「私の立場は何よ!?友達だって思ってたのは、一方通行の思い込み!?」

「…っ!」

「あ~、ショック。生まれて初めて 親友ができたかと思ったのに…」

「も、モー子さん!」

 がっしと その手を握った。

「親友…って 思ってくれるの?!」

「リピートしないで!そういう言葉、平気で言えるキャラじゃないんだから!!」

 真っ赤になって、そっぽをむくモー子さん…

「モー子…さ…ん」 

「あー!また、泣くぅ!!律子さん!なんとかして!!」



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