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№2(side:尚)

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「キョーコ?!どうした!」

 いきなり 顔が、真っ青になったキョーコに オレの方があわてた!
 そっと そのきゃしゃな体を抱き寄せる。

「疲れてる…か?」

 …疲れて…る…よな…。

 昨夜の我が身を振り返って、猛反省した。

 5年ぶりに公の場に、生の姿を現したキョーコに
 いろんな男がちやほやするものだから…つい…いらついて…。

 …それに…

 思わず…ぎりっと歯をかみしめる…

 …『あの男』…が!
 あんな眼で キョーコを見つめるから…!!
16年もたつのに…いまだに…あんな…っっ!!

 …!
 抱きしめていたキョーコの体が 小刻みに震えている!? 

「待ってろ。今、風呂の用意してくるから!」

 そっと ベッドに横たえさせて バスルームに駆け込む。

 湯船にキョーコ好みのバスバブル放り込んで勢いよく湯を出す。

 たちまち浴室には、甘い薔薇の香りが漂う。
 浴槽には、ピンクのきめ細かい泡が立つ。
 その間にざっと浴室全体に湯をかけて温める。
 泡が、ほどよい量になったところで、湯を止めた。

 着替えのバスローブを浴室横の洗面室のかごに置いて
 改めてキョーコを迎えに行った。

 キョーコは青ざめた顔で ぐったりと横たわっている。

「ご、ごめんな…オレ…昨日は…つい…歯止めきかなくて…」

 そっと その体を抱きかかえる。

 つい『あいつ』の『あの眼』にあおられた…昨夜の…じゃあ

 バスルームまで歩く…どころか…
 たぶん…立つのも…ままならない…はずだ…。

 キョーコは ぼうっとオレを見つめる。
 何を言われたかわからないという顔で。

 …?

 ヘンだな…。

 いつもなら
 真っ赤になって抗議の一つもしてくるはずだ…が?

「大丈夫か?一緒に入って洗ってやろうか…?」

 耳元にささやいたとたん、たちまち真っ青な顔になった。

「いえ!一人で大丈夫だから!!ホントに!!!」

 ??????

 なんだ…?この反応?

「もう…!ダメよ!『洗う』だけですんだ例しないでしょう!?」
 (その通りなんだが…)…とか 真っ赤な顔で言うのに…。
(ちなみに、3回に1回は…うまく言いくるめて 強引に一緒に入ることに成功している…!)

 でも…
 今は 言うとおりにしておくほうがいい。  

 昨夜のオレは かなり 荒っぽかった…という自覚はある。
 キョーコに見捨てられるような恐ろしいハメには陥りたくない…!

 そっと 洗面室にある椅子に座らせる。

「出たら呼べよ?迎えに来るから…な?」

 こっくりと キョーコがうなずくのを確認してベッドに戻る。

 時刻は 午前6時30分。

 今日は 午後1時から リハに入ればいい…。
 
 もう一眠りして…

「いやぁぁあぁあああああ!!!!!!!」

 すさまじい悲鳴にがばっと飛び起きた!
 あわててバスルームに駆け込む!

「どうした!?キョーコ!!」 

 キョーコは、目前の大きな鏡をにらみつけたまま 硬直していた。

「…違う!」

「え?」…なにが…?

「私じゃない!こんな顔!この髪!このスタイル!全然違う!」

「…は?」な、なに言って…?

「絶対、私じゃない!」
 キョーコは、へなへなと その場にへたり込んでしまった。

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