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スパイラル・スキップ・ビート!

「スパイラル・スキップ・ビート!」№44(尚)

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「演技できなくなった!?キョーコがか!?」

「ええ…途中までは 一発OKの連続でしたのに…急にっ!」

 携帯越しにも 彼女の声が上ずってる。 
 ここまで焦った島さんの声を聞くのは はじめてだ。

「緒方監督さんが…ここまで かなりなペースで進んでるし…。」

 その声は 暗い。

「ちょうどいい機会だから 数日休養を とったほうがいい…と。」

「キョーコ…は?」

「相当 落ち込んでて…見てられません…どうしましょう?」

 くそ!

 あいにく
 オレのほうは まだ 当分あがれそうにない…!

「オレの仕事場に つれてきてくれ!」

「い。いいんですか?」

「いくら島さんがついてくれてても…一人でぐるぐるしてちゃ ますます追い込まれる!」

 手早く 今いる場所を指示する。

「幸い 今日は ここで固定で、移動もない。
 こっちのほうには、キョーコたちが来たら 控え室に誘導するよう 頼んでおくから。」


「そう…ですね、いまさら スキャンダルに騒ぎ立てるマヌケもいないでしょうし。」

 島さんの声が 落ち着いてきた。

「では、キョーコちゃんなだめて そっちに連れて行きます。」

「くれぐれも 強引にするなよ。キョーコが自分で…」

「『行く』というように 仕向けます!」

 きっぱりと 島さんが言い切った。

「ああ、よろしくな。待ってるから。」

 即、電話が切れた。

 よし。
 島さんなら うまくやってくれるだろう。

 それにしても

 キョーコが?
 演技ができなくなった??

 いったい どうして…。

 いそいで 荷物の底につっこんでる『黒龍の夢』シナリオのコピーを取り出す。

 (練習相手をしてやるという口実で キョーコのをコピーしたヤツだ。)

 ストーリーは、もう第2章。
 敦賀が演ってる役のモデルは、むしろ後半生が重要な人物

 だから
 前半生は、超特急で進んでいる

 今は キョーコが演じる絢華を
 貧窮した公家に 支度金をえさに 養女に出した上での婚約…。

 キョーコが
 演技できないような 難しいシーンなんか どこにも…

 はっ

 読み進めていて 思わず 顔が引きつった

 しまった!

 ラブシーンばかりに 気をとられて
 何気ないシーンだと 見過ごしてしまっていた!

 これ…は できない!
 こればかりは キョーコには どうしても無理だ!

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