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スパイラル・スキップ・ビート!

「スパイラル・スキップ・ビート!」№47(レイノ)

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「車、玄関に回してくるから、ここにいてね。何かあったら 携帯の緊急コールを…。」

「はい、大丈夫ですから。」

 玄関脇
 休憩コーナーから 女2人の声。

「おっ!不破さんの彼女さんだ!」

 真っ先に キヨラが気づいた。

「はぁ やっぱり 可愛いなぁ~!」

 声を潜めて タスクがつぶやく。 

「そうかぁ?俺は、もっとこう ぼぼぼんっ きゅっ ばばばん!…な 大人の女のほうが…」

 シズルも 話に割り込んでくる。

「そんな肉感的なの 不破さんのイメージにあわないだろ?
 不破尚のSは、『清潔』『誠実』『精勤』のSだって言われてるのに…。」

 いちばん『不破信者』なキヨラが たしなめる。

「そういう意味じゃ お似合いカップルだよなぁ。世間がみんな すんなり納得したし」

「清楚で可憐。いい女っていうのも ステータスシンボルの一つだよな。」
 
「ああ。俺も 可愛い恋人がほしい!」

「思っても言うなよ?」

 俺をはぶいて
 やつらが わいわい盛り上がってる最中

 唐突に 新しい声が加わった。

「アイドルグループな俺たちと 世界に通じる実力派、不破さんじゃ キャラが 全然違う。
 特定の恋人は、ご法度。たちまち、人気に響くからな!」

 リーダーらしく ミロクがびしっとたしなめ
 メンバーたちが いっせいに 首をすくめた。

「…?!お、おい!レイノ…!?」

 あせるミロク声を背に
 まっすぐに うわさの彼女のほうに 歩み寄っていった。

 気配に ふと 彼女が顔を上げる。

 …や さっと立ち上がって姿勢を正した。

「おはようございます、レイノさん。お仕事、おつかれさまです。」

 45度のきちっとして ゆるがないお辞儀

 俺たちも さんざんしつけられたが、
 いまだに 誰もマスターできてない。(どうしても ぶれる)

「…横、いいですか?」

「もちろんです、どうぞ。」

 公共の休憩所。
 断る必要さえないくらいの開けた場所だ。

 ここにきた口実のため、自販機でブラックコーヒーを買い、改めて彼女の横に座る。

 人一人分くらい空けて…の 気配り距離を忘れずに。

「京子さん…何か お悩みですか?」

 ずばっと 用件を切り出す。

 マネージャーが 駐車場から車を回す…程度 さほど 時間はかからないだろうから。

「はっ!?」

「あなたのオーラが いつになく よどんでます。」

「…っ!?」

「視えるんです…俺 そういうの…物心ついたころから…。」

「…え、え、え!?」

「うそだと思ったら…」

 すっと 手を差し出す。

「ほんの一瞬でいいので 俺の手に触れてみてください。」

「…っ」

 こわごわ
 彼女が 俺の手にそっと触れる
 ほんの指先だけで さっと手を引いた。

「…なるほど…」

「え?な、なにがですか?」

「そんな母親じゃ 言えっこないな。『女って、本能的に母なんですよね。』なんてせりふは」

 がたっ

 蒼白な表情で
 彼女は その場に立ち竦んだ。


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