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スパイラル・スキップ・ビート!

「スパイラル・スキップ・ビート!」№54(尚)

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「…本当に 申し訳ありません 敦賀さん 二人してご好意に甘えてしまって」

「気にしないで どうせ いく先は一緒だし。
 こんな遅くに 若い女性に 遠回りさせては、お気の毒だ。」


「ありがとうございます…」

 キョーコの差し入れが効いたのか
 あのあと 山形さんのプレーは 見違えるようになり スムーズに 録りおえる事ができた。

 …が
 
 すでに 日付が変わる寸前で

 コイツが
 自分がいるんだから
 わざわざ 祥子さんに 送らせることはないだろうと主張して 

 コイツの車の後部座席に キョーコと二人 並んで座っている。

「キョーコ 遅くまでごめん。疲れてるだろ?」

 すっと キョーコの肩を抱いて 耳にささやく。

 ぴくっ
 前の運転席で
 ヤツの肩が 瞬時 震えたのがわかった。  

 ふ

 むろん わざとだ!

「…ん…」

 乗り込んですぐ
 キョーコは がくっと 俺のほうに寄りかかってきた。

 オレと違って 人前で べたべたするのは 恥じらうキョーコが こうするってことは

 つまりは もう 疲れきって 半分 寝ている状態…ってことだ。

 とろんとした目が なんとも色っぽい

 ちゅっと そのまぶたに口付ける
 …と くすぐったそうに オレの胸に寄り添ってきた

 普段なら 
 そばに人がいれば 絶対 オレにさせないし 自分でもしないことだ。

 半ば 意識が とんでいるのだろう。

「…不破君…」

 苦々しげな声が 飛んできた。

「…少しは 人の目ってモノを わきまえたら どうかな!?」

 …ふぅ…
 
 おまえ…な

 あああああああああ!

 そのっ
 その せりふ!!

 向こうの
 ここから 2年後のアンタに聞かせてやりたい!!

 あっちで
 きさまが どれほど 破廉恥なマネしてるか
 その目に 見せ付けてやりたい!!!!!!!

「…失礼しました…つい…」

 だが

「可愛くていとしくて…自分でも どうしようもないんです…。」

 にっこり ほほえんでやる

 むっ

 ミラーの中
 ヤツの顔が 悔しそうにゆがむのがわかった。

 そうだ

 向こうでは
 貴様が 勝者だ

 人目も構わず べたべたと
 キョーコを 溺愛しまくってる!

 年ごとに ひどくなっていく一方の
 過剰な独占欲で絶対にキョーコをそばから離さない

 世界一幸せな夫!

 オレは 負けた 確かに

 だが
 勘違いするなよ?

 オレは
 おまえに負けたんじゃない!

 オレ自身の過去のおろかさに負けたんだ!!

 こっちでは 絶対に 負けない

 向こうとは違う!

 オレは
 オレ自身の過去を やり直してみせる!

 今度こそ 間違えない!

 絶対になっ!!!

「ですから 大目にみてください。敦賀さん」
 
 ぎゅっと キョーコの腰を抱き寄せる。

「それも 年上の度量…でしょう?」

 ちゅっ

 わざと
 音高く キョーコの唇に口付ける。

 ぐっ

 ミラーの中
 ヤツが オレを 鋭くにらみつけた。
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