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スパイラル・スキップ・ビート!

「スパイラル・スキップ・ビート!!」№65(京子)

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「で、では 曲名当てです!音楽を流します。曲名を当ててください。」

 すっ

 わずかに ショーちゃんが前に出てきた。

 手を載せてたボタンを ショーちゃんに譲る。

 音楽に関しては 全面的に任せたほうがいい。
 (ショーちゃんの曲以外は 全然知らないしっ)

 ジャンっ!

 はっ!?

 こ、これだけ!?

 ほ、他のチームには 5小節分くらい流してたのに!!

「ジョン・レノン『イマジン』1975年、ロンドン・フィルハーモニーと共演ヴァージョン」

「正解ですっ!!」

 おー!!

 客席が 盛大に沸く。

 …。

 さ
 さすが ショーちゃん!

 あ、あの ホンの一瞬でよく!

 残り9曲も 全部この調子で
 ショーちゃんは 古今東西 全ての曲名 完璧に当ててしまった!
 (録音スタジオやアレンジャーまで!)

「さ、最後の音楽ジャンルも 優勝は『メロディ・フェア』チーム!
 全ジャンル パーフェクト制覇です!!」

 やった!

 わぁぁぁー!!

 お客様方が ものすごく大きな拍手を下さる。

「あ、ありがとうございました、不破さん」

「こちらこそ、ほとんど 白鳥さんのおかげです。」

 TVカメラ意識して
 二人して 即席チームの演技を続ける。

「さぁ では 各番組のスポンサーの方々が 提供してくださった豪華商品です!」

 バニーガールなかっこうのスタイルのよい美女が大きなパネル片手に登場した。

「まずは、『金太郎侍』のスポンサー 日本の名旅館連盟様からいただいた
 名旅館2泊3日のチケット 日本の名旅館10選に選ばれた 日本の至宝ともいうべき名館」

 美女が ばっとパネルをひっくり返した。

 現れたのは和風旅館
 美しい庭園のついた超高級な…

 ひっ!?

 こ
 これ…!!

「うっ!」

 ショーちゃんも 背後で息を飲む。

「京都でも1番の この超高級旅館で 2泊3日 ゆったりすごせる旅チケットです!」
 
 わぁぁぁ~。

 客席から なんともうらやましそうな声…!

「さ。不破さん このチケットは どちらに」

「…し、白鳥さんに。」

 必死に 平静を装いながら ショーちゃんが 微笑みながら答えた。

「オレは、残念ながら スケジュールに 空きがありませんし…。
 ほとんど 彼女の独壇場でしたから 賞品は全部 彼女が受け取るべきです。」


「そ、そんなぁ!お、音楽ジャンルは 不破さんが…」

「さすが、不破君。気前がいいですねぇ!じゃ、はい、白鳥さん これをどうぞ」

 司会者が 目録を私に差し出す。

「いいんですかぁ?わぁーい!らっきぃ!」

 軽い高校生モード保って うきうきした演技で受け取る。

 ま、まぁ いいか
 お世話になった だるまやさんの大将と女将さんに プレゼントしよう。

「そして、最後に『ラストチャンス』のスポンサー フォーチューン様よりご提供の高級台所用品!」

 ずっしり
 目録だけとはいえ
 さすがに 7通目ともなると かさばる。

「4月から始まる あるいは リニューアルしてお送りする 楽しい番組の数々!
 チャンネルは このまま…」

「「タカテレビで!」」

 出演者全員が びしっとタカポーズ(あらかじめ いわれていた)を決め、番組は 無事終わった。
 
「「お疲れ様でしたー!」」「「ありがとうございましたー」」の声が飛びかう。

「おかげで、番組盛り上がりました!ありがとうございました!これ、少ないけど、謝礼です。」

 プロデューサーさんが 私に封筒を差し出してくれた。

「い、いえ。あんなに 賞品も いただいたのに」

「それはそれ。これはこれです。さっ!」

「あ、ありがとうございます」

「ところで、もしよかったら 連絡先 教えてくれない?」

「は?」

「いや。君、可愛いし。華もあるし。埋もれさせておくのは 惜しい人材なんだよね。」

「い、いえ…あ、あのぅ」

「一見 いまどきの軽そうな外見と口調なのに 抜群に頭いいっていうギャップがすごく印象的だし」

「そ、そんな…」

 ど、どうしよう!?

「白鳥さん!」

 背後から 別のスタッフさんの声が飛んできた。

「あなたに お電話なんですが…。」

「…私…?」

「ええ。直接 お話したいと」

「ど、どなたから?」

 おずおずと 子機受け取りながら 聞く。

「賞品になってた 名旅館の女将さんですよ」

 うっ!?

「も、もしもしぃ 明美ですぅ」

 下手に動揺したら かえってまずい!

 白鳥明美役のまま 1トーン高い声 舌たらずな口調で答える

「久しぶりやな。キョーコちゃん」

 ぐっ!

 い、いきなり 見抜かれた!

「やっと 京都に帰ってきてくれるんか、1年ぶりに」

 だらだらだら

「あ、あの…」

「高級な離れ用意して 待っとるさかい あのあほも 必ず引っ張ってきてな。」

「え、で、でも…」

「3日の休みくらい 何とでもなるはずや。」
 
「い、いえ でもですね!」

「ほな 楽しみに お待ち申し上げますさかいに。できるだけ はよう おいでやす」
  
 女将さーん!

 少しは こっちの話も 聞いてくださいぃぃー!

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