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スパイラル・スキップ・ビート!

「スパイラル・スキップ・ビート!!」№95(京子)

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「…もう少し 強力なヤツ 渡してあげればよかったかしら…。」

「…は?」

 私の話を聞き終えて 律子さんが 溜息混じりにつぶやいた。

「…いえ、こちらのこと」

 ふぅうぅ

 なんだか 律子さんが 疲れ果てている

「あの…?」

「あのねぇ 京子ちゃん」

「はい?」

「不破さんが 男性だってこと わかってる?」

「もちろんです!」

「じゃ 同じベッドに寝るって意味だって 当然わかってるわよね?」

「…え…」

「そんな覚悟もないんなら」

 律子さんが 真剣に私の目を見つめる。

「安易に『一緒に寝て』なんて 言っちゃダメ。さすがに 不破さんに同情するわ、私」

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「…最上さん…」

「は、はい」

「…何か あったの…?元気ないよ」

「…え」

 え、演技に響かせはしなかった…はず

「言ったろ?他のヤツは ごまかせても 俺の眼はごまかせない」

「な、なんでも…なんでもないんです!」

即、笑顔を貼り付けた。

「お、お疲れ様でした!失礼しま…」
 
「最上さんっ!」

 ばっと腕をつかまれた。

「っ!」

「…俺は そんなに頼りない先輩かな?」

「…い、いえ そ…」

「京子ちゃん 早く 帰り支度して!」

 いきなり
 律子さんの鋭い声が響いた。

「予定時間過ぎても あなたが家にいなかったら 私が不破さんに怒られちゃうわ。」

「は、はい!ごめんなさい!」

 律子さんの声で ゆるんでいた 敦賀さんの手をそっと外す。

「ご心配おかけしました!先輩!明日からは もっとしゃんといたします!」

 びしっと頭を下げて 逃げるように立ち去った。

「最上さん…!」

 敦賀さんの案じてくれる声を 背にしながら…

 ああ
 ばかばか

 私のばか!

 何の関係もない 大先輩にまで ご心配おかけしてどうするのよ!

 私って

 どうして

 こんなに バカなんだろう…っ!!
 
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