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スパイラル・スキップ・ビート!

「スパイラル・スキップ・ビート!!」№96(尚)

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「…そんな…こと…キョーコに…?」

「す、すみません!わ、私ったら、つい…!」

 島さんの声が 恐縮しきっている。

「…で、キョーコは?」

「し、仕事は そつなくこなしてましたけど…見るからに おちこんじゃって…」

「…だろうな…。」

「ほ、本当にすみません!!私、よけいなこと言って!!」

「…いや…。ありがとう…」

「…え!??」

「オレのことを 心配してくれて」

「っ!!」

「でも、今後は キョーコ中心に 考えてほしい。
 島さんは キョーコにとって 頼りがいのあるお姉さんなんだから」


「…は…い。すみません…でした」

「責めてる訳じゃない 誤解しないでくれ。」

 まったく
 (実質)年下の女性に 気を遣わせるなんて

 不覚だ!!オレとしたことが!!

「…私が 京子ちゃんなら…」

「ん?」

「絶対 悩んだり 迷ったりしないのに…。」

 ??

「あなたのように素敵な男性に あんなに大事に愛されてたら…私なら…。」

 …。

「ありがとう。島さんのような『大人の』女性にそこまで言って頂けたら、お世辞でもうれしい。」

「っ!」

「『10歳も年上』の島さんからすれば、オレたち ティーンの恋愛なんて ままごとみたいで
 さぞ、はがゆいんでしょうが…。」


「…!」

「そこは『年長者』のゆとりでもって 温かく見守ってくださいませんか?」

「…いじわるね。」

「失礼。レディに年齢の話題は タブーでしたか。」

「えーえ!絶対、口にしちゃいけない 暗黙の了解ってヤツよ!!」

 島さんの声が いつもの調子に戻る。

「でも、この後 どうなさるの?不破さん!
 じっと我慢の子 貫かれるおつもり?この先、2年も!」

「ちっとも 我慢じゃない」

「…え?」

「ちゃんと キョーコは オレの翼の中にいるから。」

 そうだ

 『向こう』の
 あの夢も希望もない 孤独の世界に比べたら

 この胸に抱きしめて眠れる

 なんて 甘美な幸せか!

「本来なら 親元で気楽な高校生やってたはずなのに オレが無理に連れ出したんだ。」

 キョーコの母親…
 ロクな女じゃないが
 タテマエだけは取り繕うヤツだから 高校くらいは 出してやってたろう。 

「島さんに 高2の妹がいたら、男に差し出して、ベッドの相手しろなんて 言わないでしょう?」

「…言わないわね…死んでも。」

 島さんの声に 力がこもる。

「決めた!私、徹底的に 京子ちゃんの貞操 守ります!!」

 うっ!

「じゃ、今夜から 京子ちゃん 私の部屋に呼んで 一緒に寝ることにしようかしらぁ?」

「し、島さんっっっ!?」

 な、なんてことを!

 く、薬が効きすぎたか!?




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