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スパイラル・スキップ・ビート!

「スパイラル・スキップ・ビート!!」№102(京子)

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「…いわゆるパニック障害の一種…で…」

 …。

 ん?

「なんらかのトラウマが 原因の…」

 遠く かすかに ぼそぼそと声が…する。

「京子ちゃん!気がついた!?」

 ん!?

「…律子…さん?」

「キョーコ!」

 ばんと ドアが開く音がして ショーちゃんが部屋に飛び込んできた。

「ああ、お目が覚めたようですね。」

 穏やかな声で
 続いて入ってきた見知らぬ中年の男性が声をかけてきた。

「…あ…の…?」

「初めまして 私 遠藤竜彦と申します。」

「敦賀…さんのお宅の執事さん…なんだそう…だ。」

は?

「最上さん…気分は、どう?大丈夫?」

「敦賀さん!?」

 ??????

 どうして
 敦賀さん…が!?

「不破君と島さんが 君を病院に運ぼうとしているところ エレベーターで たまたま出くわしてね。」

 っ!?

「そ、そんなご迷惑…!」

「ああ。起きないで!気を使わなくていいから!」

 敦賀さんが あわてて私を止めた。
 
「遠藤さんは 医師の心得もあるのでね。夜間救急センターに運ぶより確実だから…。」

「…おかげさまで 助かりました。ありがとうございます、敦賀さん 遠藤さん」

「いえ、そのような…すぐに 信じていただけて光栄でした。」

「ああ、君が 即断即決してくれて 本当によかった。」

「奥様ともども あらゆる分野に有能な方だという評判は 聞いておりましたので…」

「え?…遠藤…さん…、つい最近 こっちにきてもらったばかりなんだけど…?」

「っ!か、風の便り…で!」

 …?

 何か ショーちゃんが すごく焦ってる…?

「ショー…ちゃん…」

「 ど、どうした?!」

「あの…私…どう…した…の?」

「あ、ああ。そ、その…」

「お疲れがたまってらしたのでしょう。軽く貧血 起こされたようで…。」

 遠藤さん…と呼ばれた方が 穏やかにほほえんだ。

「枕元のポットに 佳奈…連れ合いに作らせた ブランディ・ミルクティを入れております。
 それお飲みになってから ごゆっくり お休みください。」

「幸い 明日はOFFだから!ちょうどよかったわ!働きすぎだったのよ、キョーコちゃん!
 仕事も目いっぱいなうえに 勉強にも家事にも 全然手抜きしてなかったし!」

 律子さんが ぎゅうぅうっと私の手を握る。

 真っ青なこわばった表情…
 すっごく心配してくれたんだ。

「ご、ごめんなさい。律子さん」

 うううううう

 自己嫌悪!

 こんなに 大勢の方に ご迷惑とご心配おかけして!

 しかも

 いつ
 どんな状況で 倒れたのだか 

 ちっとも 覚えてない!

 うう
 
 わ、私って 最低!

「キョーコ…」

 …!

 ショーちゃんが お布団ごと上からぎゅっと私を抱きしめてくれた。

「無事でよかった…。」

「ご、ごめんね ショーちゃん!わ、わたし…。」

「もう、何も考えずに寝ろ。オレが ずっとそばにいるから…、な?」

「う、うん!」

「あ~。じゃ 私たち そろそろ…」

「おいとま申し上げます。さ、お坊ちゃま」

「…あ、ああ」

 私を離さないまま
 ショーちゃんが 皆さんのほうを振り向いた。

「本当に申し訳ありませんでした。このお礼とお詫びは 改めて…。」

「どうぞ お気遣いなく…」

「そうだよ、不破君。」

 遠藤さんが 慇懃に頭を下げ
 さわやかに 敦賀さんが ほほえんだ。

「なんといっても 最上さんは 俺にとって この上なく大切な存在だから…ね。」

 ぐっ

 急に
 ショーちゃんが 抱きしめる腕の力が 強くなった。

「だから 全然 遠慮なんかいらない」

 きゅら きゅら きゅらら

 敦賀さんの笑顔から 神々しい光が放たれてるような気がした…。

「最上さんのためなら なんでもするよ、これからも…ずっと…ね!」

「~~~!」

 ショ、ショーちゃん…?

 う、腕の力が…い、痛いくらいに…きつい!
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