スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←スパイラル・スキップ・ビート!!」№141(京子) →スパイラル・スキップ・ビート!!」№143(尚)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



総もくじ  3kaku_s_L.png アナザー・スキップ・スキップ・ビート!
もくじ  3kaku_s_L.png メッセージ
【スパイラル・スキップ・ビート!!」№141(京子)】へ  【スパイラル・スキップ・ビート!!」№143(尚)】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

スパイラル・スキップ・ビート!

スパイラル・スキップ・ビート!!」№142(Y尚)

 ←スパイラル・スキップ・ビート!!」№141(京子) →スパイラル・スキップ・ビート!!」№143(尚)

『…待て!』

 スパークリングオレンジジュースのボタンに伸びかけた手が がくと止まる

”なんだよ!飲み物くらい 好きなもの飲ませろよ!
 やれ、『野菜取れ』だの、『ゆっくり 噛め!』だの じじいいみたいに!”


『そのおかげで 30代になっても 体型維持できてたんだ。
お前だって 見たろ?17年後のオレの体!』


 うっ!

『今のお前の好きなようにしてたら 10数年後は 中年太りだぞ?いいのか?』

”…わかったよ!水だな!”

 しぶしぶ ミネラルウォーターのボタンを押す。

「…不破…か。へぇ?ヤングなほうが 主導権握ってるのか」

 !!

 水入りのペットボトルつかんだ手が 凍りついた!

『落ち着け、この声は…』

「脅かすんじゃねーよ!悪霊使いっ!」

「おーやおや。すっかり不破だな。」





「大丈夫ですか?こんな調子でやられちゃ 不破さんの評判にさしさわりますよ。」

『必要なときは、オレが出てます。ご心配なく』

「…お疲れですね…。」

『…まんまと あなたの策略にやられました。』

 人払いした控え室

 オレの中のおじんとヤツが会話している。

 …サクリャク!?何だ、それ!?

「すみません。」

 ネクロマンサーが 素直に頭を下げる。

「でも、早く 不破をあなたの体に戻さないと マジに双方に命の危険がありましたので」

『わかっています。感謝してますよ。』

 ???

 何のことだ!?

「…ところで」

『はい?』

「キョーコ…さん…は…」

『…!!』
 
 とたんに
 真っ赤になったのは オレかヤツか

「つ、疲れが出た…らしい…から…、家で 休ませてる!り、律子さんに 付添い頼んで…」

 ヤツが 黙ってしまったので オレが説明する。極力、何気ない口調で…。

「そうですか…よかったですね。『黒龍の夢』クランクアップ後 他の仕事入れてなくて…」

「あ、ああ…、ま、まぁなっ!!」

「ほんとうなら あなた方も キョーコさんのそばに ずっといたかったでしょうに。残念ですね。」

 うっ!?

 にんまり笑う この表情!?

『…今頃 気づいたか ガキがっ!』

 は!?

「…こうして 不破のほうが 主導権握ったってことは…昨夜は 大願成就でしょう?」

『…やり方が汚いですよ…。』

 へ!?

『キョーコに あんな格好でオレに添い寝するよう指示したの あなたでしょう?』

 っ!?

「ええ。あの猫ぬいぐるみが指定した寝巻きで一緒に寝てあげたら より効果的…だと」

『確かに すごい効果でした!
 こいつ あっという間に オレの体のっとって 行動起こしましたから!』


「う、うるさいな!お前だって 途中から…」

『あ、あれは!お前のやり方じゃ 怖がらせるだけだと思ったから!』

「…でも、やめなかったのでしょう?」

『う…っ!』

 とたんに オレの中でヤツがひるんだ。

『こ、こいつの体が 勝手に暴走…』

「オレのせいにするな!お前だって 夢中になってたくせに!!」

「まあまあ、とにかく お二人が元に戻って本当によかった。」

 にっこり笑って 霊媒師もどきが テーブルの上の猫ぬいぐるみを手に取る。

「こいつは、もう ただのぬいぐるみに戻ったってわけですね。
 キョーコさん、悲しみませんでした?」

 ぐっ!

「…ああ、なるほど…」

 にたっ

 レイノのヤツが いやな笑い方をする。

「キョーコさん、それどころじゃないほど 疲労こんばいなさってるんだ。お気の毒に。」

 ~~~!!

「まぁ それ想定して 滋養強壮剤は お渡ししてますが…。お二人とも、ほどほどに。」

『…っ!!』

 オレの中で
 ヤツが 沈黙してしまった。

 オレも 何もいえないでいる。

「あ、もちろん、あなた方は あれ 1粒たりとも 飲まないでくださいね。」

 すっと 立ち上がりながら レイノのヤツがからかうように付け足す。

「今度は 京子さんが 倒れちゃいますから。冗談抜きで」

 くぅぅ~!

「最初から 京子さんのためだけに 用意したものですし。」

『…今夜からは オレたちは 睡眠薬飲んで 寝ますよ。』

 なっ!?

「お、おい!正気か!?」

 イヤだぞ!オレは!絶対!!

『…ベッドに入って…2時間後には…』

 自分の中で ヤツが真っ赤になってるのを感じる

 よかった!

 ヤツも男だ、ちゃんと!


  
 
スポンサーサイト



総もくじ  3kaku_s_L.png アナザー・スキップ・スキップ・ビート!
もくじ  3kaku_s_L.png メッセージ
【スパイラル・スキップ・ビート!!」№141(京子)】へ  【スパイラル・スキップ・ビート!!」№143(尚)】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【スパイラル・スキップ・ビート!!」№141(京子)】へ
  • 【スパイラル・スキップ・ビート!!」№143(尚)】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。