スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←№180(『闇に咲く花』【16】 (side:忠志) →№182(『闇に咲く花』【19】(side:忠志)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



総もくじ  3kaku_s_L.png アナザー・スキップ・スキップ・ビート!
もくじ  3kaku_s_L.png メッセージ
【№180(『闇に咲く花』【16】 (side:忠志)】へ  【№182(『闇に咲く花』【19】(side:忠志)】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

アナザー・スキップ・スキップ・ビート!

№181(『闇に咲く花』【18】(side:セリカ)

 ←№180(『闇に咲く花』【16】 (side:忠志) →№182(『闇に咲く花』【19】(side:忠志)
 
「スパイラル・スキップ・ビート!!」№181(『闇に咲く花』【18】 side:セリカ)


  女子高生名探偵 セリカ 闇に咲く花  

       監督   緒方 啓文

       吉野せりか…京子

       北條 忠志…敦賀 蓮
 
       北條 沙織…琴南奏江 

       北條 寛志…貴島秀人


 なぜか ものすごく不機嫌になりながら
 忠志さんは 石の台に細工した蝋をはがしてくれた。


  礼留多可良子
  佐銀母金母玉母尓 
  麻尓武世尓奈母夜女迦韓


「山上億良ですか。なるほど 右回りに書いてありますね」

「…もう少し 悩んでみせてくれないかな!?
俺は 解読に1時間かかったんだから!」


「あ、すみません!気が つかなくて!
 うーん 難しいなぁ…。なんて書いてあるのかしら?」


「…すっごく わざとらしいから やめてくれるかな?!」

 どっちよ!?

 短気な人よね 見かけによらず?

「”銀も金も玉も 何せむに 勝れる宝 子にしかめやも”
 …でも 万葉集の原文と 3字 違いますね」


「っ!」

「どうかしました?」 

「…ああ!本来は これだ!」

 銀母 金母玉母 奈尓世武尓 麻佐礼留多可良 古尓斯迦米夜母

 なぜだか 深いため息ついて
 忠志さんは 手帳に書いてある文を 見せてくれる。

「ここの3字が違う」

 古→子(こ)
 米→女(め)
 迦→韓(か)


「なぜ わざわざ 変えたんでしょう…?」

「さぁ?韓国から伝来した 仏像だぞと 言いたかったんじゃないかな?」

「忠志さん なぜ これをわざわざ 隠したんですか?」

「隠すつもりはなかったさ。
 ただ 何かの暗号だと思ったから 風化して 字が消えないように 保護しただけだ」


 まさか
 この中に入ってこれるやつがいるなんて 夢にも思わなかったからな!

「………」

「せりかさん?」

「…北條さんのご先祖って 鹿鳴館にも 出入りが許されていた要人なんですよね?」

「ああ…らしいね。明治天皇から拝領したっていう硯箱とかも ある」

「タンスの中にあった漢詩…『如』が『若』に変わっていたの 覚えてます?」

「隠し場所には関係なかったし…単なる写し間違いじゃないか?
 どっちも 同じ直喩法で使うし」


「だめですよ 平仄があわなくなるのに!そんな 初歩的なミスありえません!」

「順番狂わせて書いてるうちに うっかりしたとか…」

 ……。

 「女の口」を除いて「若」に代え…
 仏像には「女」「子」「韓」を加え…?

 いや

 まさか 

 …でも…

「…どうして…」

「ん?」

「こんなすごい仏像が この御宅にあるのでしょう。
 きっと 韓国でだって 国宝ですよね…」


「ああ、まちがいなく…ね」

 まさか

 でも そんな

「…忠志さん…」

「ん?」

「北条家の家系図…あります?」

「あ?ああ、蔵を探せば…。せりかさん!?」

 忠志さんの声の調子が途中で変わった。

「どうした!?顔が真っ青だぞ!?」
 




















 
スポンサーサイト



総もくじ  3kaku_s_L.png アナザー・スキップ・スキップ・ビート!
もくじ  3kaku_s_L.png メッセージ
【№180(『闇に咲く花』【16】 (side:忠志)】へ  【№182(『闇に咲く花』【19】(side:忠志)】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【№180(『闇に咲く花』【16】 (side:忠志)】へ
  • 【№182(『闇に咲く花』【19】(side:忠志)】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。