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「アナザー・スキップ・スキップ・ビート!」
降らずの雨

特別番組(『東京ミシュラン』[4])【降らずの雨 №9】

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 オレ達は みな この星に
 使命を受けてやってきた
 誰でも 持たされているのさ
 この世で 果たすべき 何かを

 風に揺られても
 雨に打たれても
 しなやかに したたかに
 オレ達は 走るだけさ ひたすらに

ミッション!この世に来た使命!
シミュレート!不可能な人生!!
ランニング!見えないゴールに向かえ!


 花嫁、沙紀が投げたブーケを 親友(に なった)理恵が笑顔で受け取る。
 純(ショー)の歌う主題歌が流れる中、周囲の温かい祝福を受けて 口づけを交わす二人。

 …。

 もう、5分 時間つぶせばよかった…どこかで…。

 自分の演じるラブシーン見るのは、どうにも いたたまれない。

「ああ。おかえり、キョーコ」

「え!?まあ 京子ちゃん!」

 いつもながら
 なぜ、目の見えない ショーのほうが 即 私にきづくんだろう?

「た、ただいま…。」

「おかえり。さ、寒かったやろ?今、熱いお茶入れてくるから。」

「い、いえ!そんなっ。」

 …という暇もあらばこそ!
 さっさと 私を ショーのベッドのほうに押しやって 女将さんは出て行く。

「キョーコ…」

 ショーが 右手を伸ばして私を呼ぶ。

「なに?何か ほしいもの…。」

 近付いていった私の体は 一瞬後には ショーの胸の中に収まっていた!

「ショ、ショー…」

「髪まで冷えてる…。」

 私の髪に 唇で触れながら ショーがささやいた。

「…受験3週間前だろ。風邪なんかひくなよ。」

「…う、うん。大丈夫…。」

 …結婚式まで…半月…とは 言わない…のね。ショー…。

 思わず ぎゅっと胸にしがみつく。

「ごめんな…。」

「…え?」

 耳元にすまなそうにささやかれて 思わず顔を上げた。

「おふくろを抑えきれなくて…あわただしいにもホドがありすぎるよな…この日程。」

 眼は厚い包帯に覆われているけど その口元がいかにも申し訳なさそうだ。

「…私なら平気!だてに 全国1位じゃないのよ!」

 受験なんて なにほどのことはない!
 ライバルは、ほとんど、今まで同じモシ受けてる人達なんだし!

「…そう…だ…な。」

 やけに 返事が重い。

「むしろ あれでしょ?ショーのほうが 今更ながらに もっと 独身満喫したかったとか
 後悔…」


 …っ!

 瞬間
 すさまじい力で 抱きしめられて 胸がつまりそうになった!

「…信用…してない…のか?オレを…!」

「ショ、ショー?」

 え?え?
 ちょ、ちょっとしたジョーク…なのに…なに?この反応!

「信じてないのか?オレの気持ち!」
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