スポンサー広告

スポンサーサイト

 ← №47(side:京子)笑いあう夢を見た →恋したくなるお題
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



総もくじ  3kaku_s_L.png アナザー・スキップ・スキップ・ビート!
もくじ  3kaku_s_L.png メッセージ
【 №47(side:京子)笑いあう夢を見た】へ  【恋したくなるお題】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

アナザー・スキップ・スキップ・ビート!

№48(side:久遠)笑いあう夢を見た

 ← №47(side:京子)笑いあう夢を見た →恋したくなるお題
 ふぁーんふぁぁーんふぁぁーーん

 …!!

  俺の胸の中
  素直に口づけを受けてくれていた彼女の体が ぎくりとこわばった。

「こ、この音…!?」

「どうやら…タチの悪い嵐が近付いてるらしい…ここも危険だ…。」

 これは
 島の内部に侵入を許してしまった警告音!

「え?え?」

 くそ!

 元の持ち主にも 金をやって 1週間は身を隠させてるはずなのに!

 10年前の映画見ただけじゃ…今は、入れないはず!

 どうやって 内部に侵入できたんだ?!

「脱出する!ついておいで。」

「だ、脱出!?」

「この音は あと30分で システムがダウンする警告音なんだ。
 ぐずぐずしてたら、地下にこもったまま 出られなくなる。」


「えええ!?」

「かといって 外は激しい嵐なのに この小屋浮上させるのも 危険きわまりない。」

 上で待ち受けてるだろう ヤツらに たちまち見つかってしまう!

「じゃ、じゃあ どうすれば…。」

「上がダメなら 下がある。」

「…はい?」

 すっと 彼女の腰を抱く。

「説明はあと。急ごう!」

「は、はい!」

 即 彼女の部屋に入っていく。

「忘れ物はない?」

「だ、大丈夫です…!」

 彼女が ベッド脇においてあったバックを肩にかけた。
 
「じゃ ちょっと ベッドから離れて。」

「?は、はい」

 ぴっと ウォッチに仕込んだキーを操作する。

 ぐぐぐっと ベッドが持ち上がる。

「…え!?」

 次の操作で、ぽっかりと入り口があく。下にいく階段が続いていた。
  
「え?え!?」

「降りるよ。」

「は、はいぃ」

 彼女の手を取って 階段を下りていく。

  しゅわん

 特殊合金のドアの先は 洞窟がある。

「な、なんだか 湿っぽい…ですね。」

「ああ。ここ、もう、海の底だから。」

「はい!?」

「100m先には ハッチがあって、そこから 潜水艇に乗り込める。」

「…せ、潜水…!?」

「長期滞在型だから大丈夫。保存食は 完備してるし。嵐のこない適当な港に寄ればいい。」

「…は…」

 なぜか力が抜けたような彼女を抱きかかえるようにして ハッチにたどりつく。

「さあ、乗って。」

「は、はい!」

 どうして 内部の構造が分かったのか謎だが

 主電源に干渉して 3秒だけ停電させたその隙に
 メインシステムのっとってきた手口からみて そうとうに手強い相手のようだ!
  
 まともにやりあっては…けが人を出しかねない。

 それは…望まない…さすがに!

 彼女さえ 手に入れば それで…
 それだけでいいんだ!!

「発進する。シートベルトを。」

「は、はい!」

 ぐっと 操縦桿をひく。

 ゆくりと 潜水艇は沈んでいく。

「うわぁ~

 彼女は、円い窓から見える深海の景色に夢中で見入っている。

「嵐が収まるまで この海底にとどまる。俺はしばらく、作業する。
 この狭いところでは、一人しか動けないし、君は、後ろの居住区で休んでて。」


「な、中 探検してていいですか?」

「いいよ。どこでも。」

「きゃー!」

 子どものようにはしゃいで 彼女は船尾に走っていった。

 ふぅ

 溜息が出る。

 …結局…
 C作戦…に なってしまったか。

 否応なく!


 お題提供「恋したくなる お題配布」様より
「忘 れられない君へのお題」
恋したくなるお題配布bana2
スポンサーサイト



総もくじ  3kaku_s_L.png アナザー・スキップ・スキップ・ビート!
もくじ  3kaku_s_L.png メッセージ
【 №47(side:京子)笑いあう夢を見た】へ  【恋したくなるお題】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【 №47(side:京子)笑いあう夢を見た】へ
  • 【恋したくなるお題】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。