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№59(side:久遠) 砂糖菓子のような笑顔

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「わぁ~!」

「気に入ってくれたかな?」

「すごぉーい!日本の部屋より豪華でおしゃれで!」

 きらきらきらきら

瞳の中に星が飛んでいる。

 ふふ

 その笑顔にふっと心が軽くなる。

「あ、ありがとうございます!元の内装だって 充分素敵だったのに!わざわざ…。」

「君の好みとは ずれてたからね。」

「あの…!」

「ん?」

「た、たった5日間で…どうして…。」

「どうして…かな。なんとなく。」

 いくら親子でも
 容姿はそっくりでも
 最上さんとこの子は 微妙に好みが違う

 選ぶ服 選ぶ小物 選ぶ色使い

 彼女が留学してくるまでの ひと月で
 最初の 最上さん好みの内装 奏音ちゃんむけに替えた。

「ピアノ置いてる部屋には、防音工事したから、真夜中に弾いても大丈夫だよ。」

「…そ、そんな!そこまで…。」

「子どもは、気を使うこ…。」
 
 はっ!

 し
 しまった!

「だ、大天才のために奉仕するのは 凡人の至上の喜びだから!」

 あわてて言い直す。
 …と 奏音ちゃんのまわりに発生しかけていた黒いオーラが小さくなった。

 ほっ

 奏音ちゃんに「子ども」扱いは 絶対に厳禁。

 先月のたった5日間で、イヤというほど思い知ったことだったのに!

「…子どもです…どうせ…。」

「か、奏音ちゃん?」

「久遠さんの半分以下の人生しか生きてませんものね!私!」

 ぐさっ

 そ
 それは

 それで 何か 傷つくんだが!!

「ママの周りの人 みんなゆうの。」

「…え?」

「昔のママにそっくりだ。将来は、ママのようになれるよ。…って。」

 …あ…。

「奏音ちゃん」

 腰をかがめて
 泣きそうになってるその顔をのぞきこむ。

「君は 君だ。」

 容姿はそっくりでも
 まったく 違う…魅力のある女の子

「…久遠…さん…?」

「君は 今のままで 充分素敵なレディだよ。」

 ぽろり

 大きな目から 涙が一粒こぼれた。

 すっと そのきゃしゃな体を抱きしめた。

「君になら どんな男だって 夢中になる。」

「…ほんと…に?」

「ああ、俺が保証する。」

「…ありがとう…久遠さん…。」

 にっこりと
 俺に向かってほほえんだその笑顔は
 砂糖菓子のように甘く…可愛くて…いとおしかった。 


お題提供「恋したくなる お題配布」様より
「あの人の心を開く5のお題」
恋したくなるお題配布bana2

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~ Comment ~

砂の城!…なつかしい!

akasakaさま
 別館にまでお越しいただいてありがとうございます!

 *^-^*

 そういえば あれも
 昔の恋人の子どもに…でしたね

 さすがに
 女性のほうが16も年上…ってのはきつかった
ですよね!><;
 
 読んでて つらかったの覚えてます。
 最後は、悲恋に終わってたような… ;-;

 こっちのほうは どうなるか
 温かく みまもってやってくださいませ。

いやーん(>_<)砂の城みたい

着々と続きが書きあがっていたんですねえ
「君は君だ」
蓮様だからこそですよね
重みが違うでしょうね

年の差なんてなんのそので
奏音ちゃんの破壊力は抜群そうだけど
蓮様落ちるかしら?難しそうだ・・

昔の昼どらをちょっと思い出してしまいました。
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